アニメ『青の祓魔師』の魅力を徹底解説!【ネタバレ有り】
『青の祓魔師(あおのエクソシスト)』は『ジャンプスクエア』で2009年から連載中の加藤和恵さんによる少年漫画です。
本作は自らが悪魔の血を継いでいることを知った主人公が、運命に抗いつつ悪魔と戦う「祓魔師(エクソシスト)」を目指すダーク・ファンタジー物語となっています。
単行本はジャンプ・コミックスから現在26巻が刊行されており、2011年には小説版も発売されています。
今回ご紹介するテレビアニメ版はA-1 Picturesが制作をつとめ、2011年に第1期、2017年に第2期が放送されました。
それではテレビアニメ「青の祓魔師」のストーリーやその魅力を徹底的に解説していきます。
『青の祓魔師』のストーリー
主人公の奥村燐(おくむら りん)とその双子の弟・雪男(ゆきお)は神父の藤本獅郎(ふじもと しろう)に育てられ、修道院で暮らしていました。
平凡な日常を過ごしていた燐でしたが、中学卒業から間もないある日「悪魔」の存在を知ります。
同時に自らが悪魔の王「魔神(サタン)」の血と力を継ぐ悪魔の子であることを知らされ、激しく動揺します。
獅郎は世界には人間が住む「物質界(アッシャー)」と悪魔の住む「虚無界(ゲヘナ)」があり、サタンが物質界に干渉してくることを危惧していました。
やがてサタンは獅郎に憑依することで燐の前に現れ、自らの息子として「虚無界」に連れ帰ろうとします。
燐は獅郎から渡された降魔剣「倶利伽羅(くりから)」を抜き、封印されていた悪魔の力を解き放ち、サタンの印である青い炎でサタンを追い返しました。
しかしながら、サタンに体を乗っ取られてしまった獅郎は燐を守るために最期の力を振り絞り、命を落としてしまいます。
そして獅郎の葬儀で、獅郎の友人かつ「正十字騎士團(せいじゅうじきしだん)」に勤めるメフィスト・フェレスが燐を殺しに現れます。
燐は自らの育ての親である獅郎の仇を討つべく、悪魔の子でありながら悪魔を倒す「祓魔師(エクソシスト)」になることを宣言。
メフィストは燐の決意を受け入れ、名門私立学園である「正十字学園」に燐を入学させます。
燐は学園内に設けられた祓魔師養成機関「祓魔塾(ふつまじゅく)」に入塾し、本格的に祓魔師を目指すことに。
双子の弟である雪男はすでに経験を積んだ祓魔師として活躍しており、祓魔塾の講師として燐を指導する立場になりました。
燐は祓魔塾の塾生と交流を深めつつ、逃れられない運命に抗いながらサタンを倒すべく奮闘していきます。
『青の祓魔師』の魅力
世界観の作り込みが徹底されており、魅力的なキャラクターが多い
本作は徹底された独特の世界観を売りにしており、ファンタジー物語でありながらダークな世界観が楽しめるアニメとなっています。
特に設定は細かく作り込まれており、観進めるごとにどっぷりハマってしまう作品ですよ。
燐や雪男はもちろんのこと祓魔塾の塾生にも魅力的なキャラクターが多く、必ず自分の推しが見つかるアニメといえるでしょう!
運命に抗う燐を思わず応援したくなる!
燐はサタンの子供として祓魔師を目指しますが、本来は祓魔師に退治される側の人間です。
そのため祓魔師サイドから常に目をつけられており、露骨に命を狙われる場面も多くあります。
普通に祓魔師を目指す他の塾生と比べてハードルの高い修行をこなしながら、自らの運命に抗う燐を見ていると思わず応援したくなりますね!
いかがでしたでしょうか?ダーク・ファンタジーの中でもかなりおすすめのアニメですので、ぜひ一度観てみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました!