TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第6話をレビュー! 【ネタバレ有】【おすすめ回】

TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の概要
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は2018年1月から4月までTOKYO MX等で放送されたTVアニメです。
暁佳奈による小説が原作で、京都アニメーションによってアニメ化されました。現在は配信サービスの「NETFLIX」で独占配信が行われています。
本作は戦場で「武器」として扱われ、戦うことしか知らなかった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが主人公の物語です。
戦争で両腕を失い、義手を付けて生活することを余儀なくされたヴァイオレットは、C.H郵便社の社長・クラウディア・ホッジンズの元で働き始めます。
ヴァイオレットはかつて戦場で共に戦ったギルベルト・ブーゲンビリア少佐のことを誰よりも大切に思っていました。
戦場で最後にギルベルトから告げられた「愛してる」という言葉の意味が理解できなかったヴァイオレットは、『自動手記人形』を自ら志望します。
『自動手記人形』は手紙を代筆する職業で、仕事を通じてヴァイオレットは人々の感情に触れながら「愛」の意味を探し始めるのでした。
【ネタバレ有】第6話『どこかの星空の下で』のあらすじ
第6話は書物の写本を行うため、ヴァイオレットがアストレア国のユースティーティア天文台に向かうシーンから始まります。
ヴァイオレットは天文台に勤めるリオン・ステファノティスとペアを組み、2人で写本作業を行うことになります。
リオンは母親に捨てられたことから女性を嫌っており、当初はヴァイオレットにも冷たく接していました。
しかし、ヴァイオレットが孤児であることを知り、共に過ごすうちにリオンはヴァイオレットにほのかな恋心を抱くようになります。
リオンは彗星の観察にヴァイオレットを誘い、ヴァイオレットがギルベルト少佐を愛していることを知りました。
ほろ苦い失恋を経験したリオンと、ギルベルト少佐が側にいない「寂しさ」を知ったヴァイオレット。
ヴァイオレットが天文台を出発する日に、見送りにきたリオンは文献収集の旅に出ることを伝え、いつかどこかの星空の下で会えたらと願うのでした。
第6話『どこかの星空の下で』の感想
第6話『どこかの星空の下で』の見所と魅力を紹介します。
ギルベルト少佐を想い続けるヴァイオレットの真摯さに惹かれる!
作中で、リオンがヴァイオレットに「もし大切な人が危険に晒されていたらそいつの所に行くか」と質問するシーンがあります。
質問に対し、ヴァイオレットは「あの方の存在は世界そのもので、それがなくなるくらいなら死んだ方がいい」と答えていました。
ヴァイオレットの青い瞳に彗星が映り、リオンが自らの失恋を悟るこのシーンは本当に美しいです!
ひたむきなリオンの決意に涙腺が緩みます!
リオンは自分がヴァイオレットの「運命の人」ではないことを悟りつつも、旅に出る決意をしました。
最後にヴァイオレットを見送るリオンの表情は不思議と晴れやかで、ますますリオンを応援したくなります!
いかがでしたでしょうか?美しく、切ない余韻を残していく第6話は本当におすすめの回です。
最後まで読んで下さってありがとうございました!